人が決してひとりでは生きてゆけないのと同様に企業も単独では成り立ちません。お客様あっての存在であることはもちろん、そのお客様の取引先や私たちのパートナー企業、切磋琢磨する競合ライバルや、その他様々なステークホルダーなど、多様な立場のあらゆる利害関係を持った組織集団の中に位置づけられます。常に考えるのは、その複雑な関係性のなか、私たちは「活かされている」ということ。そしてそのなかで、私たちマックスパートが出来ること、つまり企業としの存在意義は何かということです。
常々従業員に「満足」と「感動」の違いを話します。「満足」とは、お客様の期待をしっかりと実現すること。「感動」は、お客様の期待を上回ることで初めて生まれるもの。当然目指すべきは「感動」です。他にはない高い価値を提供することで「感動」を生み「これは便利だ！すごい！」「以前より良くなった！助かる！」と認めていただくことが出来るのです。
私たちは、空間に「人」が介在し、その知恵と工夫による高い価値創造を目指します。ひとりひとりの努力で、世の中に認められ、必要とされている存在で有り続けること。気付けば、ひとりひとり、ひいては組織が大きく進化し成長していること。その喜びがやりがいであり、マックスパートの存在意義だと確信しています。
2000年の設立以来、創業の理念実現にがむしゃらに突き進んできました。おかげさまで、コア事業である研修事業、高稼働率を誇るホテル宿泊事業、急成長のケータリング事業と一定の価値創造は出来たと自負しております。さらに新規事業である「コンファレンス・スタジオ・フクラシア」を加え、マックスパートは新たなステージに突入しました。フクラシアは、単一事業としてだけでなく、ケータリングなど既存事業とのシナジーを生みだします。また、近隣にレストランやビジネスホテルを展開し、お客様にとってさらに便利で使い勝手の良いサービスを生み出していく可能性もあります。
そういった意味で、これからの10年はフクラシアの事業拡大はもちろん、全く新しい価値空間創造事業を必ず実現し、もっと多くの「感動」を創りだしたいと考えています。
